⑥パイソン ホップ アップチャンバーの加工
今回、初めにシリンダーのラバーチャンバーはそのままにして、ホップ アップが強く掛かる様にしていきます。
まずは、バレルの先端に付いているフロントサイトのピンを2本抜いてからフロントサイトを外します。
外したらその中にイモネジがあるので緩めて外しときます。
部品が無くならない様にケースに入れて置くといいですね。^_^
次にバレル(カバー?)を引っ張り銃本体から引き抜きます。
シリンダーを外しておきます、横にあるマイナスネジを外します。そうすると中からバネと小さいベアリングが出てきますので無くさない様に注意して下さい。抜けない時はシリンダーが本体に当たってますので当たらない位置にシリンダーを回してみて下さい。
そしたら、この金色の部品を回して外します。
この、Eリングを細いマイナスドライバーで飛ばさない様に外します。
Eリングが外れたらバレルを一旦ハンマー側へ押します。
押すと黒い部品の上にまたイモネジが入っているので外します。
イモネジを外したらバレルをハンマー側へずらしてみます、そうするとバレルギャプOリングがはずれます。
その後にホップ アップパッキンがでてきます。向きが有るので覚えておいて下さい。
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ホップ パッキンを外してホップ パッキンの上にマスキングテープを貼ります、1枚で充分です。ビニールのマスキングテープや絶縁テープはホップ アップが強すぎて⤴️鬼ホップ になります。
貼り終わったらホップ パッキンをバレルに向きを間違えない様に(ホップ の形がハの字になっていてハの広い方が入り口側です)入れます。
ついでにバレルを綺麗にしておきました。
その後は逆の手順で組み込みます。イモネジの位置はよく見ると元々付いていた跡がバレル側に付いてますのでそこに合わせて組めば大丈
夫です。
完成したので試しに撃ってみると0.2gの球で丁度よいホップ のかかり具合で0.25gの球で撃つと真っ直ぐストレートに飛んでいきます。
ただしこのやり方はシリンダーのマガジンチャンバーパッキンの抜弾抵抗を減らす加工をしたり、ゲボスケを組んだりした場合はやらない方が真っ直ぐ飛びます。
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⑤パイソン病 対策
ノーマルでの性能で十分だと思いますが、あと少し改善したいので検証してみます。
まず、発射した際の左右のバラつきはパイソンの場合はハンマーが落ちてもまだシリンダーがトリガーに連動して回転している為、シリンダーの回り方が抵抗があったりすると、回転不足になり正規の位置にシリンダーが来る前に、BB弾が発射されているようです。ただ以前のシリーズのパイソン病とは違い簡単なメンテナンスで良くなります。
対策としてはシリンダーのマガジンにBB弾を入れすぎない事で入れ過ぎると、マガジン内のBB弾がチャンバーのBB弾を内側から押してしまいスタンバイ中のBB弾がシリンダーのマガジンチャンバーから少し飛び出してしまい、シリンダーが回転しバレルと真っ直ぐになる際にバレルのOリングとBB弾が接触してシリンダーの回転不良になってしまいシリンダーとバレルが真っ直ぐにならない現象が起きているようです。
弾がバレルに当たってる😨
少し分かりやすくする為に、BB弾を出しました。実際はこんなに飛び出しません。
でもシリンダー内の弾は6発が構造上は理想かな〜
入れても10発かな。
もう一つ改善出来るとしたら、
シリンダーを出して
このバレルのバレルギャプOリングが飛び出ている事が有りますので爪かようじの裏側で中に押してあげて下さい、その後にOリングにシリコンオイルを少し塗ってあげればかなり改善されますよ。バラさないでも済む方法なので試してみて下さい。
ホップ アップの弱い個体はシリンダーのマガジンチャンバーの抜弾抵抗が強いからです。
ホップ チャンバーはこの構造なら個体差はそんなにでないはずなので、シリンダーのチャンバーが馴染んでくればホップ も強くなります。
夏の方がシリンダーのマガジンチャンバーも緩くなりホップ が強くなります、ガス圧も高くなるのも一因ですが。
③ パイソン ガス 充填
では、ガス を入れてみます。
社外のノズルを使います、ガスの充填は20発程度の試し撃ちでしたら1秒で充分です、せいぜい入れても私は2秒程度しかガス はいれません。取り扱い説明書にも3秒ほどいれて下さいと書いてあります。それ以上入れるとガス圧が高くなりハンマーがバルブをたたいても弾がでません。特に暑い季節はよくなります。なので私は1秒しか入れません。
ガス を入れます
これを使いました
メーカー?近くのエアガンショップで勧められました。特徴は付属のアダプターより無くしづらい事とガス が入れ易いですね。
弾はとりあえず10発いれました。12発は硬くてBB弾が入らない感じでした。
こんな感じ
後から12発入れてみたらシリンダーの回転が悪くなり銃本体の負担が大きいので馴染むまでは10発でいいと思います。
② ペガサス 病 対策
さて今日はタナカ コルトパイソンRモデルの実射をしてみます。ちなみに4インチです。 まず、ガス を入れる前にシリンダーの(ペガサス システム)内のガス 放出バルブの張り付きがあると初弾が発射されない為、ガス を入れる前に一度空撃ちしてバルブの張り付きを無くします。 これはネットによく出てくるペガサス 病の対策です。古いタイプのペガサス 式リボルバー を持っている方はこれをしてからガス を入れるとペガサス 病が発生しにくくなります。
やり方は、こちらを参考にしてみて下さい。 ハンマーを何度か手で押してあげるとバルブの張り付きが無くなりますよ。パイソンのR-modelと
バージョン2からはペガサス 病は発生、発病?しないようですが、私はたまに撃たなくても固着予防の為にやっておきます。みなさんも参考にして下さい。
① タナカ コルトパイソン Rモデル ガス リボルバー
タナカワークス
コルトパイソン Rモデル
4インチ
スチールフィニッシュモデル(ABS)をUPします。
パイソンです
シティーハンターの冴羽 獠が使っている
コルトパイソンですね、カッコイイです。
初めに手にとってみると、けっこう重さがあり手にズッシリきますよ^_^これならヘビーウェイトのタイプではなくても良いとおもいます。
また、塗装の仕上げもとても綺麗で黒光してます、確かブラックメッキだったかな?
シリンダーのスイングアウトも心地よい抵抗がありガスタンクが内蔵されている関係もあり重さがあり質感も高くなってます。
ハンマーを引くと多少の重さを感じますがとてもスムーズでこれはコルトリボルバー の特徴を
正確にタナカ ワークスが再現したそうです。
本物を触った事がない私にとっては良い体験です。(グアムに行って本物を撃ってくればいいのですが)所有は出来ませんからね。
リボルバー 好きにとっては感動的な銃ですよ。
しかもシリンダー(ペガサス )に球が8発内蔵でき合計12発発射できます。
私は別にリボルバー ですから6発でも良いとおもうんですが。
タナカから新しくスマイソン(スモルト)も発売しますね。これもいいかも^_^
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次回は実射性能を記載したいと思っています。